全4回のよりそいアロマケア講座の最終回に先日参加してきました。
今回は生理学、芳香蒸留水、活用方法を聴きました。
生理学では皮膚への浸透についてのお勉強。
精油は皮膚に浸透して血液に入り込んで循環しますので、
取り込ませた精油成分は体内で持続しますが、成分によっては90分でほぼゼロになるようです。
ですが中には持続するものもあるようですね。
皮膚から浸透する精油ですが、皮膚が健康なのか、
角質の厚みであたったり、
脂腺や汗腺が多いところ、少ないところでの浸透の違いであったり、
皮膚をキレイにしてから(洗浄してから)の方がいい、
分子の大きさによっても違いがあり、
精油を混ぜるキャリアオイルの粘性での違いでも浸透が違うというお話を聴きました。
芳香蒸留水とは、ハーブウォーターやフローラルウォーターと呼ばれていたりします。
精油を抽出する際に水蒸気を使いますが、冷えて水と油に分かれますが、
この水が芳香蒸留水で、油が精油です。
芳香蒸留水にも0.1〜0.01%の精油が含まれていますので、
うがい液やマウスウォッシュ、
コットンに浸して目に当てたり、
手浴、足浴にも使えたり、
化粧水としても使えます。
あとは加湿器に入れたりも。
ですが、昔は捨てられていたんですって!!
もったいない…。
アロマの活用法では、
不眠症、メンタルケア、認知症、グリーフケアや看取りの際の
体を拭く時やアロマトリートメントとしてやってみるなどあります。
香りで癒されるものそうですが、認知症とアロマは最近では話題になってるようです。
嗅覚が衰えてくる認知症の方に効果がある精油を朝晩嗅ぐと脳が刺激され、
神経細胞が活性化して再生されることがわかってきているとの結果が出ています。
このことから、アロマテラピーが認知症の予防、改善につながると期待されてるようです。
アロマの勉強をしに行って認知症に繋がるとは思わなかったので、
皆さんにもアロマトリートメントができるように準備をしたいと思いますので、
お待ちください😌