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Universal Communication LABO BIZセミナー。
2017年7月26日

先日、『Universal Communication LABO BIZセミナー』に参加してきました。

 

2020東京オリ・パラを成功させるカギは?
~施行2年目の障害者差別解消法から見えてきた課題

障害者差別解消法施行から1年余り、そして2020東京オリンピック・パラリンピックまであと3年。日本はどう変わったのか?変わりつつあるのか?

 

 

という内容でした。

 

 

以前に障害者差別解消法について書いてます。

こちら。

 

 

 

オリンピック、パラリンピックに関わる事があるわけではありませんが、興味があり参加してきました。

 

 

先日、2020東京オリ・パラ組織委員会と国際パラリンピック委員会(IPC)が準備状況の確認が行われ、その時にホテルのバリアフリー化が問題になりました。

 

利用しやすさをIPCは最優先事項にあげていますが、国際基準に合致していないということで改善を求められているようです。

 

 

細かい数字は…忘れちゃいましたが😅、何百室と部屋があってもバリアフリーの客室は十数室だけ。

パラリンピックの選手団が来日しても利用できる部屋がないということ。

これから新しく建てるホテルはバリアフリーの部屋を設けるのではなく、全室誰もが利用できる部屋にするよう努力しないといけないとの事です。

 

それがあと3年後。

果たして間に合うのか?という話もありました。

 

 

これらを含め、障害者差別解消法の話もありましたが、いち早く取り組んでいる企業、地域などの方々の話を聴くことができました。

 

 

・全日空総合研究所

前回大会のリオの様子を聴かせてくださいました。

ブラジルはアクセシビリティレベルが高く、空港でも点字案内板以外にも手話モニター、車いすようトイレ、簡易トイレも車いす用があり、介助犬のトイレまであります。

 

街中では「アクセシブルツーリズム」を推奨しており、アクセシビリティアプリをダウンロードして障害者、高齢者、LGBTそれぞれ対応のガイドブックが用意されているので、自分が利用したいお店はどこにあるのか調べるだけではなく、障害などの対応をしてくれる所なのか、そうでないのかも見ることができます。

 

このガイドの他に、日本では席を譲ったり白杖の人を見かけて声をかける人は多くいるわけではなく、それらをしたら目立つ人になりがちですが、ブラジルではそれらは当たり前、優先席がバスや電車にあるようにレストランやATMにも設けられてるようです。

 

 

日本とブラジルの元々の意識の違い。

日本は意識が薄いと言っていました。

 

 

 

・日本障害者サッカー連盟

障害者のサッカーというと、いくつ見かけたことはありますが日本には7団体があります。

 

知的障害者サッカー

聴覚障害者サッカー (デフサッカー)

脳性麻痺者7人制サッカー (比較的軽度の脳性麻痺選手がプレーできるように考案されたサッカー)

視覚障害者サッカー (全盲クラス、ロービジョンクラスがある)

アンプティサッカー (上肢または下肢の切断障害を持った方々のサッカー)

電動車いすサッカー (電動車いすの前にフットガードを取り付けて行うサッカー)

精神障害者サッカー (ソーシャルフットボールと呼ばれてる)

 

 

これだけ団体があると、できないものはないんじゃないか?というくらいにたくさんあるサッカー。

 

 

日本サッカー協会は、「JFAグラスツール宣言」をしています。

「グラスルーツサッカーはすべての、年齢、性別、サイズ、姿、レベル、国籍、信仰、人種、すべての人たちのためにある」とし、

サッカーを通じてスポーツの持つ素晴らしさを分かち合いたいということで活動されています。

 

障害のある子、ない子で分ける分けないの問題ではなく一緒に参加

学校でいえば、クラスを分けるのではなく、みんな一緒に。できる子はできない子のサポートをしますが、できる子の学力が低下することはない。

障害者、健常者のふれあいの場を作らないのは罪なんでは?という人もいるようです。

 

 

 

・川崎市市民文化局 オリンピック・パラリンピック推進室

 

「かわさきパラムーブメント」

少子高齢化、人口減少社会の日本に、一人ひとりが尊重され、能力が発揮できる環境作りが重要。

2020年のオリ・パラに注目されてるこの機会に意識や社会環境のバリアを取り除いたり、新しい技術で立ち向かう事を「ムーブメント」として展開

 

が「かわさきムーブメント」。

 

 

以前、川崎から野田に来たという方で、野田にちょっと違和感があると聴いた事があります。

先ほどのブラジルと日本の違いみたいに、意識が違うようで、今回の川崎の方からのお話を聴いて思い出しました。

 

美容師仲間でも訪問美容をやってる人達は、神奈川あたりが多いなぁなんて思っていましたが、やっぱり関係があるんですかね。

 

 

飲食店などの情報で、障害者対応がマルかバツのみの記載がほとんどですが、どの障害を対応しているのかがわからないのが現状です。

だいたい想像されるのが車いす対応。

それ以外の障害については今の情報からはわからないというのもあるので調査してはっきりさせることもしています。

 

 

 

「障害者差別解消法」が施行されてこのようなお話を聴く機会が初めてでしたので、当店でも更に意識して取り組んでいきたいなぁと改めて思いました。

 

 

 

最後に。

会場が六本木でしたので、ドラえもんがたくさん!!

着いた時はフェンスもなく人が多かったので後で見に行きましたが、人はいなくて見やすかったです!

ですが、ロボットが放置されてるような、ここで一斉に管理…

 

みたいな、不思議な感じでした。

 

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