当店も早いもので、6年半が経とうとしています。

 

感覚ではそこまで経っていません。

 

 

あっという間に月日が流れていました😅

 

 

 

 

6年経って気づく事は、

お客様が市外からもお越しいただいているのは以前からありましたが、

県外からも来ていただく事が少しずつ増えてきました。

 

 

 

その方々は、『障害児』と呼ばれる子どもたち。

 

 

 

 

たしかに、子どもによっては

 

よく暴れます。

 

嫌がります。

 

逃げます。

 

泣きます。

 

 

 

きっと大変だっただろうなぁと察するくらい。

 

 

 

自宅近所で聴いてみても対応してもらえなかったという方がほとんどです。

 

してもらえても「もう難しいかなぁ」と結局断られる事も。

 

 

 

なので、親御さんは仕方なく自宅でカットする様になりますが、

それも限界が来ます。

 

 

 

そして、改めて探し始めますが、

同じ様な子どもを持つ親御さんたちに聴いても

カットは特に困ってない家庭ばかりで、

情報がなく困ってます。

 

 

 

 

 

そうなると、市外、県外でも行ける所があればと

いろんなワードを入れて検索して当店にたどり着いたという方が

増えてきました。

 

 

 

それ位まだ障害児を受け入れる理美容室は少ないという事。

 

 

 

 

基本断る事はありませんが、

子どもたちがカットできる様になるには時間が必要な子どももいます。

 

 

 

店に入らない。

 

触らせてくれない。

 

タオル、ケープ巻かせてくれない。

 

ドライヤーが嫌。

 

バリカンもダメ。

 

 

 

など、カットしようにも出来ない場合もあります。

 

 

出来たとしてもキレイにカット出来るとも限りません。

ケープがつけられないので洋服のまま毛だらけで着替えて帰る子もいます。

ドライヤーで髪を払う事も出来ない子もいます。

 

 

やっとの思いで見つけた親御さんはその辺りは承知の上で電話してくる方がほとんどですが、

改めてどの方にも

 

 

「一回でカット出来るとも限りません」

 

「切らずにお帰りになる事もあるかもしれません」

 

「切り残しがあるかもしれません」

 

 

など、お伝えしてます。

 

 

 

 

一回のカットで全てが出来るなら誰も困りません。

 

 

時間をかける必要があるなら時間をかけて

のちに1人でカットできる様に教える必要があると思い、

お伝えしてます。

 

 

それは、

子どもが街中で生活ができる様に、生活に必要な場所を

増やすためです。

 

 

 

これはやっとの思いで当店を見つけた親御さんにもお伝えしてます。

 

 

いつまでも親はいませんしね。

 

 

 

kikiには、

 

自閉症、強度行動障害、知的障害、ADHD、ALS、ダウン症、

認知症、パニック障害、肢体不自由、酸素ボンベ使用、呼吸器使用、脳性麻痺

などなど

 

 

こういう方々にもお越しいただいてます。

 

困ってるのは生まれながらに障害を持つ子どもだけではなく

病気や怪我をきっかけに介護が必要になった大人も困ってます。

 

 

 

 

これを書いている間にも紹介してもらったという方から問い合わせがありました。

 

 

 

 

これだけ書いておきながら、

障害者専門の理美容室ではありません。

 

 

 

誰でも来れる理美容室ですが、

特に困っているという方々に注目して書いています。

 

 

 

 

 

何かお役に立てそうな事がありましたら、

ご相談くださいね😌