「訪問って大変じゃないですか??」
と聴かれることもたま~に。
お店でカットするように座って施術ができない事が多い訪問でのカットですが、
そこに対して「大変」と思う事はさほどありません。
振り返ると「あの時の事を大変っていうのかなぁ」
みたいのはあります。
みなさんの「大変」とは、
「動いちゃうとカットできなくて大変じゃないです??」
と思われてるようで。
でもそれはさほど大変ではないです。
微動だにしない人はまずいなくて、
ずっ~とまっすぐ前を見てる人はいません。
多少なりとも後ろや横のカットが気になるようで、ほとんどの方が動きます。
元気がいい子も来てくれてもいますし、
認知機能が低下してるであろう方で「カットする気がない?でも、連れて来られたのね」
みたいな方もいますし、
「障害者」と言われてない大人でも子供でも動きます。
「動いちゃって」が大変というのは結びつかないです。
強いて言えば、
動けない人ですかね。
座って傾いてる人はまだ戻るので、戻ってもらえればいいだけ。
寝たきりになっても頭なり体ごとどちらかに傾ける事ができるならお願いできる。
点滴や酸素や何かしら管が複数ついていると引っかけないようにしなきゃとか、
意思の疎通が困難、長時間同じ体勢が難しいとか、そういうのが一番気を使うところだったりします、
私は。
命に関わるものもあるでしょうし、そう簡単には外れない様にしてるのか
してないのかはわかりませんが、
首元はすぐ外れるからハラハラドキドキ。
ご家族も「ちょっとなら大丈夫」
って酸素の管を時たま外す方も過去にはいましたが😅
やり方は私の考えられる方法がいくつかあればシュミレーションし、
準備し、ご家族にも相談し、協力してもらいあとは実行する。
それだけ。
野田で始めてからは本来の出張美容のあり方で
依頼される方が割といらっしゃるように思います。
昔にご挨拶言ったけど、今になってご連絡頂いたりもあります。
それは、「そりゃ外行くの大変だ」って
思うほどの状態である方のご家族や担当ケアマネさんからのご依頼。
もしかしたらそれまでは他を頼ってるのもあるかもしれませんが。
「こういう時はkikiさんだ」と
思って連絡くださったケアマネさんもいたりしたので、応えられるのは
ホントやりがいがあります。
ただ切るだけを考えてたら常に「大変」と思いながら
イライラしていたかもしれません。
ですが、人それぞれ「これがいつもの自分」は違います。
「〇〇はこういうものだから無理、できない」は自らのできる事を狭めます。
もしかしたら一つのチャレンジ精神なのかもしれませんが、
無理ではないと思えば皆さんで一緒に解決できるようにしたいと考えてます。
ベットで寝てる方をカットするのに、
「後ろは切れません」
という理容師なのか、美容師なのかいると聴いた事があります。
訪問する必要って何??
って人伝に聴いて思ったことがあります。
で、何が言いたいのか…
「訪問してカットするのに、動いちゃって大変なことはないとは言い切れないけど、
もっと気にしないといけない事があるので、そういう方が訪問での依頼をするのよ」
というのをお忘れなく😊✂️