先日、こちらのセミナーを受講してきました。
当店でも障害のある方のご来店はあります。
障害者の方がなぜ美容室に行かないのか(いや、行けないのかというのかもしれません)ということを
私の場合訪問美容をしていて親御さんや相談員さんから聴けたり、実際に訪問してカットしてみての経験から
直接見て、聴いてがありましたので知る事ができました。
その経験を生かしていこうと思い始まっています。
そして、当店では勝手に師匠と思ってご相談もしたことある方がいます。
障害者の方を佐賀で16年前から美容室でカットしている方ですが、
今回はそのお話を聴いてきました。
今回は発達障害の理解と支援の入門編で、
発達障害の特性や、障害があると言われてるわけではない私たちがどのように見えているのか、
音や匂いに敏感に感じてる事、
悪気はなく素直に言っちゃうだけ、
不快に感じることは「痛い」と感じてる、
まわりが問題行動だと思ってるけど、本人はそう思って動いてない、
育て方の問題で発達障害になってるわけではない、でも原因は解明されてない、
融通はきかないけど逆をいえば約束は守る、
いやな場所にいることを紛らわす?自分を落ち着かせる?ためにじっとしていないこともある、
など、私たちからしたら理解できない人もいるでしょうが、
発達障害の人にとっても私たちが生活できてる環境が理解できないときもあるようです。
美容室を好きになってもらうのに、
『髪を切る事は嫌な事 → ここは嫌な事をしない場所=好きな場所』
に変える事が大事です。
それは信用してもらう事。
自分を理解してくれてると安心感があります。
嫌な事(負の経験)ばかりしていると、
「自分は何もできない」と思うようになってしまいます。
先が見えないと不安になる人には手順書を用意し、
毎回同じ日にち、時間にカットにきてもらうようにして、
変化のない同じことをしてあげることが本人たちは楽なんだそうです。
実践できているところと見直そうと思う事がありましたので、今後に生かしたいと思います。
以前、自閉症の方がいらしたら使えるかなと思い作成したカットの手順をまとめたものを紹介してます。
今でもありますので、よかったらご覧ください。
この時期はイルミネーションがキレイな時期。
ちゃんと撮りましたよ📸