柏市にあります、東京慈恵会医科大学柏病院で開催された『ものがたりセミナー』に参加してきました。
登壇された先生方3名いらっしゃいましたが、遅れての参加でしたので、
最後まで聴けた琉球大学医学部付属病院地域医療部の金城先生のお話をおさらいしました。
倫理のお話でしたが、「倫理って何??」と思っていましたが、
倫理は中間にあって、中間に踏みとどまって考え続けるのが倫理とありました。
勇気がありすぎて無謀でもなく、勇気がなさすぎて臆病でもなく、正しい中間にあるのが勇気です。
考え続けることが大事なので、思考停止が一番危ないんです。
ガイドラインやマニュアル等があると、「その通りにやればいいや。」になり、
マニュアルにないことが起こると「これは習ってない」となり思考停止に陥ります。
「なぜこうしてはならないのか」その理由を考え抜くことが大事なんです。
業務はなれないといけませんが、姿勢としてはなれてはいけません。
患者を触ることに慣れてはいけない。
電車などで触られたら犯罪です。
これは、私たち美容師も同じだなぁと思いました。
「『ありがとう』の反意語はわかりますか??」
と問いがありました。
『有り難う』 ⇆ 『当たり前』
感謝の気持ちを忘れると雑に扱ってきてしまいます。
この問いはとてもわかりやすかったです。
面倒くさい事の中に大事なことがある。
ほうれんそうそう (報告、連絡、相談、想起)が大事。
連携を阻むものは『無関心』
組織は連携しない。
その中の人が連携する。
↓
連携を阻むものは私たちの中にある
大事なお言葉もたくさん聴きました。
金城先生の前にお話されてた富山県にあります、ものがたり診療所の佐藤先生と
東京慈恵会医科大学付属柏病院の三浦先生のお話は資料を頂いたのでしっかり読もうと思います。
その中で一つ。
『胃ろう』を聴いたことある方も多いと思いますが、胃ろうは良くないと思い
過剰に拒否される方がいるようです。
胃ろう自体は栄養が入り大事なものです。
胃ろうを拒否するしないは、自分の意思をはっきり言えるうちに正しい情報を得て、
自分が意思表示できなくなった時にまわりが困らないように記し準備しておくことが大事だと
言います。
私もいろんな情報に流されず自分の意思を決めたいと思いました。