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『訪問看護』の話から考えた事。
2017年7月12日

今日は1日外出してましたが、夜はケアカフェかしわに参加してきました。

 

 

 

今回は柏市の訪問看護ステーションの看護師さんのお話で、

 

『全ての利用者様に寄り添うために』 〜訪問看護ステーションの活用〜

 

と題して講演を聴いてきました。

 

 

 

 

訪問看護と聴くとざっくりとしたイメージでは、ご自宅等で在宅医療を利用してる方が定期的に看護師さんが来てくれるということ位の理解でいましたが、介護保険からの利用で来てもらうのか、医療保険から来てもらうのかで少し違うようです。

 

 

介護保険の場合はケアマネが利用者さんに必要なサービス等をコーディネートするのに訪看さんが絡んで来る場合と、

医療保険だと問い合わせなどがあって看護師さんがコーディネートする場合とあるようです。

 

 

高齢者介護や末期ガンなどの対応が得意(?)としてるところは多いですが、小児となると少ないのが現状。

 

 

医療のあり方の見直しとして、

『治す医療』から『生活を支え寄り添う医療』を見直す。

 

「最期をどこで過ごしたいか」と聴かれたら「家で」と答える人が多いと思います。

治る見込みがなければ病院で必要のない治療をするより、自宅に帰ってしたいことをする。

 

病院では禁止されてた食事であったり、家族の晴れ姿を見に行きたいと言えばいつ容態が悪化するかわからない状態があっても医療側(医者、看護師など)も何度も話し合いをし実行できる事はみんなでサポートしたり、

 

と、今回の話だけでなく全国で同じように寄り添うことを考えてる方々のお話は聴いたことがありました。

在宅医療に踏み込むのも家族としては不安を抱える方もいると思いますが、ただ「医療を施す」だけの在宅医療ばっかりではないので地域にある在宅医療、訪問看護、ケアマネ等安心できる所に出会えるように願うことしか出来ませんが、病院の医療だけでなく在宅医療の必要性が『2025年問題』というのもあるので意識されるといいのかもしれません。

 

2025年問題とは、

団塊世代が75歳以上になり、

医療費や介護費の額も上がってくる。

いろいろ細かい数字がありましたが、高齢者が増えて働く人口が減ってくる。

今は40代は増えてますが、この頃から減ってくると聴いてます。

 

もう8年後の話なのでイヤでも耳に入る事が増えると思います。

 

 

 

講演会の後にグループワークがありましたが、

『在宅医療の充実化』を計るには…ということで訪問看護師や、一緒に仕事してる方、私みたいな一般人、鍼灸師、などいろんな方がいらっしゃいましたが、『チームケア』という言葉がありました。

 

利用者一人に医者、看護師、ケアマネ、ヘルパー、栄養士、などなど

いろんな人が関わり、チームで支えていくというのがありました。

『多職種連携』という言葉も良く聴いていましたが、まさしく必要なことだと思います。

 

 

チームであれば「誰のいうことが絶対」というのはなく、様々な分野の専門家がいろんな角度から見たらより良いケアができるということになります。

 

「社会」からリタイヤさせない仕組み作り

というのもありました。

 

 

私も「社会にあまり参加できてないんじゃない?」という人は見かけた事もありました。

出張で伺うと家にしかいない人や、同じ環境の所にしか行けない(という表現でよいのか…)人、家族もいたりします。

安心出来る場所があることは良いことですが、一般的な所に行くのをためらってしまう、その人の元々持っている性格というよりは病気や障害で行けてないと聴いた事があります。

 

 

今回参加して考えさせられる事がまた増えました。

 

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